もろくまクリニック

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大腸がんの予防について

2022年07月23日お知らせ

昨日、大切な友人が大腸がんの闘病の末お亡くなりになりました。

その方は大腸がんが見つかってからもSNSなどを通じて、大腸がんの予防啓発を行うなどの活動を続けておられました。

ご意思を尊重して、大腸がん予防の啓発活動を行わせていただきたいと思います。

大腸がんの予防については2つの検査が有効と考えられています。

1つ目で非常に重要と考えられることは、大腸ポリープが大きくなる前に内視鏡で切除する方法です。

1993年にNEJMに大腸腺腫性ポリープを切除するとがんの発生が減少し、予防することができると発表されました。大腸腺腫が大腸がんの前がん病変と考えられていましたので、そのことが妥当だと証明されたのです。

他の先進国ではこの発表を受けて、検査と予防に取り組み大腸がんによる死亡が減少してます。

2つ目は、年1回の便潜血検査です。

こちらの検査は、身体的負担が少ないため検査を受ける事に抵抗は少ないと考えられますが、早期がんの発見にはやや感度が落ちてしまいます。

この2つの検査を組み合わせて、大腸がんを予防する事をご検討ください。

注)当院では、大腸内視鏡検査を提供する事はできませんが、信頼できる医師をご紹介させていただきます。

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