軽度認知機能障害(MCI)とビフィズス菌(MCC1274)について
2022年06月20日お知らせ
認知症の前段階である軽度認知機能障害(MCI)の患者さんは、国内に400万人存在すると言われています。
軽いもの忘れが始まって、自分だけが気づいている状態(SCD/主観的認知機能低下)、やがて仕事や家事などでミスが増えて周囲も気づき始める状態(MCI/軽度認知障害)を経て、軽度認知機能障害患者さんの10~30%が、年間に認知症に移行するとされています。
認知症に対する根本的治療法が存在しないため、発症予防が大切であり日常生活の中で実践可能な対策が検討されています。
ビフィズス菌は加齢とともに、著しく減少する事が知られています。
軽度認知機能障害の患者さんに、1日1スティックのビフィズス菌(MCC1274)を摂取することで、見当識障害の改善と脳委縮の進行抑制が明らかとなりました。
やや価格としては高くなってしまいますが、認知症の進行による損失を考えると、半年程度(研究が24週の検討のため)のお試しは意味があるものとなるのかもしれません。